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がん

最新の薬物療法について、一緒に学びましょう! (症例)食べられない患者さん -

  • 13:16

腫瘍内科医の浜本 康夫 先生(東京医科歯科大学大学院 臨床腫瘍学分野 主任教授)による講義です。チャプターが4つあります。

(1)チャプター1 抗がん剤治療とは
抗がん剤の要点(作用機序、有効性、安全性)をおさらいできます。近年登場した分子標的薬や免疫療法には、殺細胞性の薬剤とは異なる独特な副作用があること、ホルモン療法は副作用がマイルドだと言われますが、実はそうでもないことを知っておいてください。

(2)チャプター2 抗がん剤の目的
抗がん剤治療を受けている患者さんは様々な状況に置かれているため、医療者側も治療の目的を見失うことがあります。そんなときに思い出してほしい抗がん剤治療の3つの目的や、がん患者さんへの向き合い方について解説します。

(3)チャプター3 (症例)食べられない患者さん
抗がん剤治療を行うと「食べられなくなる」というイメージがありますが、実は「食べられるようにするための抗がん剤治療」もあります。実際に3人の症例を提示しながら、具体的に説明していきます。

(4)チャプター4 がん治療と栄養
がん患者さんへの栄養指導で「生もの禁止」と言っていませんか? 実はこれ、腫瘍内科医からすると間違った指導内容なのです。また、ダンピング症候群や悪液質の新たな治療について解説しています。

  • プレゼンター

    東京医科歯科大学大学院 臨床腫瘍学分野 主任教授 浜本 康夫 先生