令和2年度診療報酬改定で新設された「早期栄養介入管理加算」は、管理栄養士にとって記念すべき初の病棟配置加算ですが、算定するには満たすべき条件があります。
小牧市民病院(愛知県)では、当加算の算定に向けてICUの(1)現状把握、(2)体制作り、(3)知識習得、(4)人材育成の4つを行いました。この動画では(1)現状把握と(2)体制作りを中心に栄養科 技師長 小塚 明弘 先生にご紹介いただきました。
<見どころポイント>
・小牧市民病院のICU患者100人を対象とした現状調査の結果(現状でどれだけ算定できるか、さらに算定できる余地は残されているのかを検討)
・ICU回診や各科カンファ等における管理栄養士の提案、立ち回り(絶食・飲水可能患者への栄養補助飲料提供)
・経腸/経口栄養の可・不可の判断をする際に注意すべきポイント(循環動態、消化管機能、投与薬剤など)
・小牧市民病院で使っている経鼻胃管栄養のプロトコール
・管理栄養士がICUで活躍するには、どのように勉強すればいいのか
・実際の症例紹介(早期栄養介入管理加算が算定できた症例、できなかった症例)