口を開かない、口に入れたまま止まる、摂取量が少ない、食事に手を付けない――
高齢者は入院による環境変化、疼痛や安静のための制限などが加わると、認知機能が低下しやすくなります。そのような方々が「食べる」場面で困ることがよくあるのではないでしょうか。
この動画では、摂食・嚥下障害看護認定看護師の兼本 佐和子 先生(医療法人武蔵野会 TMGあさか医療センター 看護部:日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士、日本臨床栄養代謝学会NST専門療法士)が、高齢者の食事介助の困りごとに対応する方法(例:スプーンで口唇を刺激する、道具を使う、自ら箸で食べてもらう、下顎刺激、ギャッジアップなど)を具体的に解説します。
動画の後半は、TMGあさか医療センターの摂食嚥下サポートチームの活動内容を紹介しています。スクリーニング方法やカンファレンスの内容、嚥下機能評価など、参考になる内容です。